ThinkPad X121e AMD E-350 に Ubuntu をインストールする

ThinkPad X121e AMD の 30515EJ を購入した。 Windaws 7 と Ubuntu のデュアルブートにしたときのメモ。

Windows 7 のリカバリディスクの作成

Ubuntu をインストールする前にリカバリディスクを作る。 とりあえず、Windows 7 を起動する。 必要になったものは無線LANを使用するためのパスワードくらい。

リカバリディスクをつくりたいのだが、 外付け DVD ドライブ DVSM-P58U2/B が読み込み専用になってしまい困った。 ドライバを探したのだが見つからず、 スタートメニューから「ThinkVantage」で「アップデートとドライバー」で更新をしてみた。 再起動するときちんと書き込み可能なドライブとして認識された。 ドライブの認識に関しては更新は関係なく、再起動したのがよかったのだろう。

結局、DVD メディアが手元になかったので http://homepage2.nifty.com/yosx7/special/2957/2957jxj.html のように仮想ドライブを使って ISO イメージを作成して それを別の PC の HDD に保存することにした。

仮想ドライブで書き込めるソフトはほとんどなくて、 今回は Virtual CD というソフトのトライアル版を使う。 30日間は無料で使えるらしい。 http://www.virtualcd-online.com/vcd/apps/download/download.cfm?lg=0 からダウンロードしてインストールする。

スタートメニューから「ThinkVantage」「Factory Recovery Disk」として リカバリディスクを作成する。 空のディスクイメージを仮想ドライブにマウントする。 「Virtual CD」 を起動して「Insert virtual brank」「Run the Blank Media Wizard」 で「DVD-R」を選択し、「Create an ISO image」にチェックを入れ、「File name」を設定し、 「Insert in…」で仮想ドライブを選択する。

後は「Factory Recovery Disk」の指示にしたがって進む。 合計3つのディスクイメージを作成して終了。

メモリの増設

裏側の3つのネジを外せばメモリが刺さっている。さすがにメンテナンスしやすい。 A-DATA の DDR3 SODIMM PC3-10600 4GB 2枚に増設した。

BIOS

起動時に Enter を押すとメニューに入れる。 F1 で BIOS の設定。

  • AMDV を有効にした
  • 「Boot Priority Order」で「USB HDD」の順位を上げた
  • BIOS を Legacy の方だけを使うようにした(詳しくは理解していないが UEFI であるらしい)

Ubuntu 11.04 のインストール

インストール

ubuntu-11.04-dvd-amd64.iso から起動用の USB メモリを作ってインストールする。 USB メモリを差して電源ボタンを押す。 Windows の領域 (HDD は 320GB で一番大きなパーティションを 80GB にリサイズした) を縮めて Ubuntu をインストールする領域を作る。 リカバリ用の領域などがあるのであやまって削除しないように注意する。

インストール終了後に Windows 7 が起動してしまった。 リサイズしたせいでディスクのチェックが始まる。

起動しない

http://d.hatena.ne.jp/motok5/20110906/1315260086 にあるように grub が実行されない。 http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=1814868 grub のパッケージを更新すればよいみたいなので インストールディスク(alternate 版)から起動して パッケージを更新してみた。 結局、うまくいかなかったが、一応、メモしておく。

「Rescue a broken system」を選択して進む。指示にしたがって進み、 root になるパーティションを選択してシェルを実行する。

apt-get update
apt-get install --reinstall grub-efi-amd64
apt-get dist-upgrade

でうまく動くかどうかをチェックするために再起動させたが、 grub が実行されなかった。

次に、grub だけ oneiric のものを使うことにする。 同じようにインストール USB から起動してシェルを実行する。

cd /etc/apt/
cp sources.list sources.list.natty
sed -e "s/natty/oneiric/" sources.list > sources.list.oneiric
cp sources.list.oneiric sources.list
apt-get update
apt-get install grub-efi-amd64
cp sources.list.natty sources.list
apt-get update
grub-install /dev/sda

としてみたがダメだった。

Ubuntu 11.10 の開発版のインストール (2011-09-13)

インストール

11.04 だと起動できないのでまだ不安定だが Oneiric をインストールした。 http://cdimage.ubuntu.com/daily-live/current/ からダウンロードして、起動用の USB メモリを作る。 終了後に「追加のドライバ」で「ATI/AMD プロプラエタリ FGLRX グラフィックスドライバ」を インストールするくらいでインストール自体は何も問題はない。 ただ、Lubuntu で Chromium を起動するとマシンが落ちることがあるなど 不安定だった。 問題ないときは問題ないのだが。

設定

root のパスワード

sudo passwd
su -

Lubuntu

Unity がどうも慣れないので Lubuntu を使うことにした。

apt-get install lubuntu-desktop
reboot

で再起動しておく。 ログイン時に「Lubuntu」を選択する。

パッケージのインストール

apt-get install zsh rxvt-unicode openssh-server
apt-get install xcompmgr ibus-mozc emacs23 apel vim-gtk vlc unison
apt-get install aptitude mlterm nkf byobu tmux ack-grep rar unrar zip samba samba-common system-config-samba \
 gnuplot gnuplot-doc maxima maxima-doc pngtools gif2png pngcheck pngcrush pngquant \
 build-essential automake cmake filezilla dia tgif gimp inkscape qiv mirage \
 git subversion cvs mercurial bzr ruby ruby-dev rubygems ruby1.9.1 ruby1.9.1-dev rubybook rubygems-doc \
 fetchmail msmtp maildrop bsfilter gnucash hplip-gui jabref wmctrl wine easystroke sshfs \
 dstat sysstat imagej graphviz xaralx pinta shutter scantailor libgsl0-dev libgmp3-dev libmpfr-dev libmpc-dev \
 libmpfi-dev freeglut3-dev libopenmpi-dev libgl2ps-dev \
 libtokyocabinet-dev cutter-testing-framework libargtable2-dev valgrind \
 lame gstreamer0.10-plugins-ugly gstreamer-tools \
 gstreamer0.10-ffmpeg gstreamer0.10-fluendo-mp3 gstreamer0.10-plugins-bad
 gscan2pdf ocropus libtiff-tools djvulibre-bin \
 djview pdftk pdfedit xpdf jpeginfo pdf2djvu \
 tgif thunderbird thunderbird-locale-ja w3m wxmaxima global exuberant-ctags eblook lookup-el eb-utils \
 ibus-el ibus-mozc ibus-qt4 mozc-utils-gui anthy ibus-anthy kasumi ttf-vlgothic

/etc/apt/sources.list の中の Canonical’s ‘partner’ repository を有効にして

apt-get install sun-java6-bin sun-java6-plugin sun-java6-fonts

はじめ

apt-get install flashplugin-installer

をしようとすると libc-bin を削除しそうになったので インストールをやめた。さすがアルファ版。 一度、

apt-get update
apt-get dist-upgrade

をやった後に

apt-get install flashplugin-installer

を実行すると依存関係がうまく解消されてインストールできた。

次のパッケージは今のところうまくインストールできない。

acroread

Tex

apt-get install texlive texlive-math-extra ptex-bin xdvik-ja dvipsk-ja dvipdfmx okumura-clsfiles jmpost jbibtex-bin mendexk \
 cmap-adobe-japan1 cmap-adobe-japan2 cmap-adobe-cns1 cmap-adobe-gb1 cmap-adobe-korea1 \
 texlive-latex-extra texlive-science texlive-pictures dvipng gv texlive-publishers texlive-publishers-doc
jisftconfig add
apt-get install xpdf latex-beamer ispell latexmk latex-mk

実行の確認はまだしていない (2011-09-15)。

ホームディレクトリにある日本語名のフォルダ

日本語ファイル名はシェルで不便なので

LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

で英語にしておく。

touchpad

touchpad を設定するとなにか高度なことができるらしい。 まだ、試していない。

ログイン画面の背景の変更方法

ログイン画面が GDM から LightDM になったようだ。 背景の変更方法は http://moebuntu.blog48.fc2.com/blog-entry-270.html#more にあるように /etc/lightdm/unity-greeter.conf を編集すれば良い。

default umask

http://www.mail-archive.com/ubuntu-devel-announce@lists.ubuntu.com/msg00628.html を読むと oneiric から umask が 002 になってグループに書き込み権限がつくようだ。 書き込み権限がつくのはなんとなく気持ちが悪いので /etc/profile に

umask 022

を追加しておく。

デスクトップセッションの設定

必要ないので「アップデート通知」と「Ubuntu One」のチェックを外す。

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