LIFEBOOK WU2/C3 での Ubuntu 18.10 と Windows 10 のデュアルブートと設定

Windows 10

LIFEBOOK WU2/C3 には Windows 10 がインストールされているので、 Ubuntu とのデュアルブートにすることにした。 Windows のセットアップではオフラインアカウントを使用した。

回復ドライブの作成

32GB 以上の USB メモリを用意して「回復ドライブの作成」を実行する。

設定

「エクスプローラーのオプション」の「表示」の「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外した。

「電源オプション」の「電源ボタンの動作の選択」に進む。 「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックしてから、 「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外した。

デスクトップを右クリックして「個人用設定」から背景を「単色」にした。

「簡単操作の設定」「ディスプレイ」で「Windows にアニメーションを表示する」と 「Windows の表示に透明性を適用する」をオフにした。

「Windows Update の設定」で「詳細オプション」の「他のPCからダウンロードを許可する」をオフにした。 「アクティブ時間の変更」で時間を変更した。

ソフトウェアの削除

「Microsoft Store」の「設定」で「アプリを自動的に更新」をオフにする。 「アプリと機能」から不要なアプリケーションを削除した。

また、「プログラムと機能」から私には必要ない次のソフトウェアを削除した。

  • Microsoft OneDrive
  • マカフィー リブセーフ
  • 筆ぐるめ 25
  • Corel WinDVD
  • Corel Diginal Studio for FUJITSU サービス
  • My Cloud リモートアクセス設定 Utility
  • FUJITSU Software パソコン乗換ガイド
  • バックアップガイド
  • 富士通アドバイザー サービス
  • @メニュー

パーティションの縮小

「ハードディスク パーティションの作成とフォーマット」からパーティションを縮小すれば良いのだが、 「縮小可能な領域のサイズ」が実際に使用しているサイズよりかなり小さく、希望のサイズを指定できなかった。 https://ipodtouching.info/?p=12404 によると復元ポイントを削除すると、 ディスクをもっと縮小できる可能性があるらしい。

「復元ポイントの作成」から「構成」を選ぶ。 「システムの保護を無効にする」をチェックして、「このドライブのすべての復元ポイントを削除します。」の 「削除」を選び、復元ポイントを無効にした。

その後に、「ハードディスク パーティションの作成とフォーマット」からパーティションを縮小しようとすると、 希望のサイズに縮小可能になっていた。

BIOS

起動時に F2 を押すと BIOS の設定ができる。

Ubuntu 18.10

Ubuntu インストール

18.10 をダウンロードするのが面倒だったので、18.04 のインストールディスクからインストールして バージョンを上げることにした。

/ に 35GB を割り当て、残りは /home に割り当てた。

home directory

これまで使っていたノートPCから /home 以下をコピーしたので、 特に何もしなくてもだいたいのソフトウェアの設定は引き継がれた。

ソフトウェアのインストール

必要なソフトウェアをインストールした。

apt install language-pack-ja openbox obmenu obconf tint2 compton xfce4-power-manager fcitx-mozc gnome-keyring volumeicon-alsa nitrogen hsetroot blueman pcmanfm lxrandr lxappearance "numix*" libxinerama-dev libxrandr-dev libxdo-dev rofi xclip lv zsh net-tools vim emacs25 migemo-el tmux terminator curl tsocks rar ripgrep silversearcher-ag wmctrl xcompmgr r-base libopenblas-dev gnuplot maxima-emacs pngtools gif2png pngcheck pngcrush pngquant build-essential automake cmake texlive texlive-lang-cjk texlive-luatex texlive-science texlive-bibtex-extra latex-cjk-all latexmk latexdiff gimp gimp-help-ja inkscape vlc imagej qiv geeqie mcomix gnucash aspell conky fcitx-mozc "fonts-takao*" "fonts-ipa*" fonts-vlgothic fonts-dejavu jabref "evince*" git git-svn mercurial gcc llvm clang libsqlite3-dev libgsl-dev libgmp3-dev libmpfr-dev libmpc-dev libglc-dev libmpfi-dev freeglut3-dev libopenmpi-dev libgl2ps-dev libmagickwand-dev libyaml-dev libssl-dev libffi-dev liblzma-dev libleveldb-dev libfftw3-dev libargtable2-dev valgrind gscan2pdf libtiff-tools djvulibre-bin djview pdftk-java jpeginfo pdf2djvu global exuberant-ctags eblook lookup-el eb-utils openssh-server sshfs unison encfs wakeonlan flashplugin-installer ubuntu-restricted-extras chromium-browser chromium-browser-l10n virtualbox virtualbox-guest-additions-iso virtualbox-ext-pack

jabref が起動しない

openjdk の バージョン 8 (と同じバージョンの Java 関係)を使うと動く。

apt install openjdk-8-jdk
apt remove "openjdk-11-*"

としてバージョン 11 を削除して、バージョン 8 を使用した。

タッチパッドの設定

openbox でタップを有効にするために

xinput set-prop "SYNP1F13:00 06CB:CD95 Touchpad" "libinput Tapping Enabled" 1

を ~/.config/openbox/autostart.sh に書き込んだ。

サスペンド復帰後のタッチパッドが動かない

LIFEBOOK WU2/C3 にインストールした Ubuntu 18.10 だと サスペンドから復帰した後にタッチパッドが動かなくなった。 root で

modprobe -r i2c_hid
modprobe i2c_hid

とするとタッチパッドが直る。

ログの削除 (2019-12-02)

ルートのパーティションにあまり容量を割り当てなかったので、ログが数GBあるとディスクを圧迫するので 削除することにした。root で

journalctl --rotate
journalctl --vacuum-time=1s

として削除した。

SD カードリーダの不調 (2019-12-04)

dmesg で SD カードリーダのエラーがたくさん出ており、read と write の速度が異常に遅く、何かがおかしかった。 LIFEBOOK WU2/C3 は O2 Micro のカードリーダだったのだが、ドライバに問題があるらしい。 https://blog.zgock-lab.net/2019/02/02/o2-sdcard/ のようにカーネルパラメータに設定を加えると解決した。

/etc/default/grub の

GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash"

の部分にオプションを追加して

GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash sdhci.debug_quirks2=\"0x4\""

として

update-grub

とした。再起動したら、エラーが出なくなった。

参考

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