jeweler で ruby の gem パッケージを作成する

jeweler をインストールする

gem でインストールする。

gem install jeweler

パッケージのディレクトリを作成する

gem パッケージ new_package を作るには

jeweler --rspec --yard --user-name "Your name" --user-email email@example.com --github-username username new_package

とする。上は rspec と yard を使うオプションをつけている。

cd new_package
ls -l

とすると .git ディレクトリが作成されたのがわかる。 ファイルは git で管理される。

パッケージに必要な調整をする

Rakefile

Rakefile の中で「TODO:」となっている項目を編集する。 具体的には、gem.summary と gem.description。

LICENSE.txt

ライセンスを GPLv3 にするには

wget http://www.gnu.org/licenses/gpl.txt -O LICENSE.txt

として LICENSE.txt を変更する。

Gemfile

rspec の 2.5.0 を使おうとすると Gemfile に

gem "rspec", "~> 2.3.0"

となっているためにうまくいかない。 Gemfile の中で

gem "rspec", ">= 2.3.0"

としてエラーが出ないようにした。

バージョン番号を記入するファイルを作成する

rake version:write

で作成する。

パッケージをビルドする

rake build

パッケージを作成してインストールする

rake install

バージョン番号を上げる

rake version:bump:patch

でバージョン番号を上げる。他には

rake version:bump:major
rake version:bump:minor

もある。

リリースする

rake release

とすると、git のコミット、git のタグ付け、 github へのプッシュ、rubygems.org へのアップロードを行う。

後から github にリポジトリを作る

リポジトリを作らずに

git push

とすると

ERROR: ytaka/ruby-unison.git doesn't exist. Did you enter it correctly?
fatal: The remote end hung up unexpectedly

のようなエラーになる。

github にログインして、「ダッシュボード」「新しいリポジトリ」でリポジトリを作成して

git push -u origin master

で push する。

参考

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