Rake コマンドの使い方

タスクの一覧を表示する

Rakefile に定義されているタスクの一覧を表示するには

rake -T

とする。ただ、desc で説明を記述していないタスクは表示されない。

タスクの依存関係を表示する

rake -P

デフォルトのタスクを実行する

rake

と単に rake を実行すると default というタスクが実行される。

特定のタスクを実行する

rake task_name

タスクに引数を与えて実行する

Rakefile に

desc "Test of arguments"
task :task_name, ['a', 'b'] do |task, args|
  p task
  p args
  p args.a
  p args.b
end

のようにして引数をとるタスクを作っておき、 タスクに対する引数はタスク名の後に [ と ] で囲んで与える。

rake task_name[123,456]

args.a と args.b の値は文字列 “123” と “456” になる。 zsh の拡張を使っている場合は

rake "task_name[123,456]"

のようにしなければならない。

環境変数を与えて実行する

環境変数 var を表示するタスクを作る。

desc "Test environmental variable"
task :check_env do |t|
  p ENV['var']
end

これに対して

rake check_env var="VALUE"

として rake を実行すると ENV[‘var’] に値が代入される。

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