Ubuntu 9.10 から 10.04 にアップグレード
アップグレード
/etc/apt/sources.list の karmic を lucid に書き換えて
aptitude update aptitude safe-upgrade aptitude full-upgrade
でアップグレードした。「aptitude full-upgrade」のときに
E: Could not perform immediate configuration on 'util-linux'.Please see man 5 apt.con
というエラーが出てうまくいかなかった。どうも dpkg を先にインストールすれば良いらしく、
aptitude install dpkg aptitude full-upgrade
とする。更新時にいくつかパッケージが削除された。 その中で ubuntu-desktop は必要だろうと思い、後でインストールした。 リポジトリを追加して日本語関係をインストールして再起動する。
再起動時に
an error occurred while mounting /proc/bus/usb press s to skip mounting or M ...
などと出てビックリした。とりあえず s を押しスキップして起動する。調べると /etc/fstab にある
none /proc/bus/usb usbfs devgid=128,devmod=664 0 0
の行を削除すれば良い。これで起動時にエラーが出なくなる。
do-release-upgrade
上で書いたように aptitude でアップグレードしたときにいろいろと問題があった。
do-release-upgrade
でアップグレードできる。do-release-upgrade の方が推奨されている。
中国語フォント
中国語フォントがインストールされていると文字が汚くなるので、削除する。
apt-get remove ttf-wqy-zenhei
GDM のユーザのリストを消す
sudo -u gdm gconftool-2 --set --type boolean /apps/gdm/simple-greeter/disable_user_list true
wine のフォントのアンチエイリアス
以下の内容のファイル
[HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop] "FontSmoothing"="2" "FontSmoothingType"=dword:00000002 "FontSmoothingGamma"=dword:00000578 "FontSmoothingOrientation"=dword:00000001
を作り
regedit 作成したファイル
とするとアンチエイリアスが有効になる。
dvipdfmxが動かない
/etc/texmf/dvipdfmx/dvipdfmx.cfg に次の一行を追加する。
f jis-cjk.map
ubuntu 10.04 をクリーンインストールした場合は、次の作業が必要なようだ。これは、一般ユーザで行う。
mkdir -p ~/.texmf-var/fonts ln -s /var/lib/defoma/gs.d/dirs/CMap ~/.texmf-var/fonts/cmap
そして、root で次のコマンドを実行する。
update-texmf update-vfontmap
dvipsk-ja は ubuntu 10.04 に用意されていないので、 ppa リポジトリからパッケージをダウンロードしてインストールする。 https://edge.launchpad.net/~cosmos-door/+archive/dvipsk-ja/+packages から、deb ファイルをダウンロードして、
dpkg -i dvipsk-ja_5.98+jp1.7b-0ubuntu1~ppa2_amd64.deb
などとしてインストールする。
ホームディレクトリの作り直し
9.10 からアップグレードしたので、いろいろと古い設定があって都合良くない。 ホームディレクトリを作り直して、再設定した。
- 「im-switch -c」 で UIM に変更する
- 日本語フォルダ名を変更「LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update」
- 「システム」「設定」「自動起動するアプリ」で以下のチェックを外す
- Bluetooth マネージャー
- Evolution Alarm Notifier
- GNOME Do
- GNOME Login Sound
- Ubuntu One
- アップデート通知
- ユーザフォルダの更新
- 「システム」「設定」「自動起動するアプリ」で「easystroke」を追加
- パネルにランチャを追加
- emacs 「env XMODIFIERS=@im=none /usr/bin/emacs23 %F」
- mlterm 「mlterm --meta=esc --metakey=alt」
- gconf-editorでデスクトップにゴミ箱などを追加する
- /apps/nautilus/desktop/trash_icon_visible
- /apps/nautilus/desktop/computer_icon_visible
- /apps/nautilus/desktop/home_icon_visible
- /apps/nautilus/desktop/network_icon_visible
- 「システム」「設定」「CompizConfig 設定マネージャ」の「不透明度・明度・彩度」で mlterm を透過するように設定する。値は「class=mlterm 75」。
- 「システム」「設定」「スクリーンセーバーの設定」でスクリーンセーバーを起動したら画面をロックするのチェックを外す