IS01 を設定する
IS01 は Android 1.6 だがいろいろと楽しめそうだったので じゃんぱらで約9000円で入手した。 AU とは契約していないので Wifi だけでの使用。
使い方&ソフトウェア
アンドロイドマーケット
google アカウントの設定をする必要がある。 次のソフトウェアをインストールした。
- Astro Player Nova
- AndroXplorer
- TweetDeck
- HootSuite
- DroidWing FREE
- VuDroid
- ジョルテ
- 乗換案内
- 世界天気時計
- ConnectBot
- Android Terminal Emulator
- AndFTP
- SSHDroid
- Simeji
- Opera Mobile
- rsync backup for Android
次は root の取得が必要。
- Superuser
- ClockSync
Android マーケットに接続できない
一度、電源を切ってから起動すると Android マーケットに接続できなくなった。 「設定」「アプリケーション」「アプリケーションの管理」で Android マーケットのキャッシュを削除すると、 Android マーケットを使用できた。 また、二回目はキャッシュを削除しなくても、 パスワードの入力画面が出て google アカウントの パスワードを再登録することで使用できた。
音量を調整する
「ALT+8」と「ALT+9」で調整する。
Simeji
日本語入力と英語入力の切り替えは「SHIFT+SPACE」。
SSH サーバを動かして接続する
IS01 のキーだとさすがにつらいので、 SSH サーバを動かして PC から接続する。 SSHDroid で SSH サーバを動かす。
ssh root@192.168.??.?? -p 2222
のようにして接続する。初期のパスワードは「admin」になっていた。
Android 開発環境
Ubuntu 11.04 で Android の開発環境を用意する
IS01 の root を取得するために adb を使えるようにしないといけない。 Ubuntu 11.04 に Android の開発環境を用意する。 http://developer.android.com/sdk/index.html から android-sdk_r10-linux_x86.tgz を ダウンロードして解凍する。
tar xvzf android-sdk_r10-linux_x86.tgz
さらに、必要なパッケージをインストールする。
cd android-sdk-linux_x86/tools
./android update sdk
ここで「install」をクリックする。
adb で接続する
IS01 で設定メニューを開き、「設定」「アプリケーション」「開発」で「USBデバッグ」にチェックを入れる。
./adb start-server
として IS01 を ubuntu に接続する。
./adb shell ls
としてファイル一覧が表示されれば、とりあえず OK。
Android の開発をよくするなら ~/.bashrc にパスの設定を書く。 私は一時的な話ですむので
export PATH=$PATH:\`pwd\`
としてパスを変更しておく。
IS01 の root を取得して設定する
以降は、普通の使い方ではないので、IS01 が壊れる可能性がありますので、 注意してください。
bb11.7z の README.txt と http://www22.atwiki.jp/is01next/pages/44.html を参考にした。 bb11.7z を使ったので、prepare や modules_enabler_plus などは /data/root にある。
BB10 の boot 側のカーネルを BB9 にする。
私の IS01 のバージョンは 01.00.10 であったので次のようにした。
Superuser をインストールしていなかったため 途中でうまくいかなかった。 あらかじめ Android マーケットで ChainsDD の Superuser をインストールして行ったほうが良い。
root を取得するには http://marijuana.ddo.jp/is01/index.php?moddir=downloads&action=single&lid=14&cid=1 から bb11.7z をダウンロードして解凍する。
cd bb11.7z
として、README.txt をよく読む。 まずは install.cmd のコマンドを一つずつ実行する (bash install.cmd で良いと思うが、念のため README.txt に従った)。 再起動するのを待つ。次に、install2.cmd のコマンドを実行する。 二回目の再起動後に
adb shell /data/root/busybox uname -a
として
Linux localhost 2.6.29-perf #1 PREEMPT Mon Oct 18 12:52:01 JST 2010 armv7l GNU/Linux
のように 2010/10/18 の日付になっていることを確認する。
ここで、Terminal Emulator で
pu
su
としたがうまくいかなかった。 Android マーケットで ChainsDD の Superuser をインストールしてから再起動し、 再度、実行すると root になれた。
バックアップ
autoexec.sh の中身を見ると /data/root に recovery11.bin と boot11.bin が出来ている。
端末での作業をする
IS01 のキーボードだとつらいので adb で PCから操作する。 ubuntu 上で
adb shell
として IS01 のシェルに接続する。そして
pu
su
で root になって作業する。 タブ補完を使うには bash を使う。
bash
として bash を起動する。
pu の中身を見ると、/sbin 以下に /data/root/busybox へのリンクを作成している。 環境変数 PATH は
echo $PATH
/sbin:/system/sbin:/system/bin:/system/xbin
なので、それらをコマンドとして使うことができる。
たまに
adb shell
が失敗することがあったが、そのときは
adb kill-server
adb start-server
を実行すると直った。
/system/build.prop のバックアップ
http://f.orzando.net/pukiwiki-plus/index.php?Is01%2FTryWithoutRomBurning を参考にして 設定を変更していくのだが、念のため /system/build.prop のバックアップをとっておく。
mkdir /sdcard/is01.backup
cp /system/build.prop /sdcard/is01.backup/
/system 以下を書き換える準備をする
/data/root/prepare
/data/root/modules_enabler_plus
として
mkdir /system.rw
mount -o rw -t yaffs2 /dev/block/mtdblock10 /system.rw
として編集するために /system.rw にマウントする。 再起動した場合は、上の操作を再び実行する。
解像度を変更する
vi /system.rw/build.prop
として vi で開き、 /system.rw/build.prop の次の値を変更する。ここでは 200 にした。
ro.sf.lcd_density=200
編集後に再起動する。
reboot
どうも起動中のアプリケーションなどの表示が崩れるので、 結局元に戻した。
ro.sf.lcd_density=240
カメラとビデオのシャッター音を消す
cd /system.rw/media/audio/ui/
mkdir unused
mv camera_click* VideoRecord* unused/
/system.rw/media/audio/ui/ にある camera_click* と VideoRecord* に マッチするファイルを別のところに移せば良い。 ここでは /system.rw/media/audio/ui/unused/ を作成して、 そこに移動させた。
使用しないアプリケーションを退避する
あまり注意しないで使わないものを 作成した unused ディレクトリに入れた。 なにか問題があるかも。
cd /system.rw/app/
mkdir unused
mv mixiAppManager.* unused/
mv Twitter.* unused/
mv Rss.* unused/
mv iWnnIME_SH.* unused/
mv SendCmailService.* unused/
mv FotaApp.* unused/
mv MajorUpdate.* unused/
mv NetDictionary.* unused/
mv XMDFDict.* unused/
mv PVWmdrmService.* unused/
mv PVMtpServiceStart.* unused/
mv BlogUp.* unused/
mv MessageReceive.* unused/
時刻を合わせる
root を取得したら ClockSync が使える。 Android マーケットで ClockSync をインストールする。
http://wiki.nothing.sh/page/NTP/%BF侩%B8%F8%B3%AB%A5%B5%A1%BC%A5%D0 から NTP サーバを選んで設定する。 私は
ntp.nict.jp
にしてみた。
参考
- http://d.hatena.ne.jp/themorthem/20100505/1273032461
- http://blog.xaxxi.net/2011/04/25/android-sdkemacsantでhelloworldまでの手順メモ/
- http://develop-tom.blog.so-net.ne.jp/2011-04-26-1
- http://blog.yuyat.jp/archives/719
- http://www22.atwiki.jp/is01next/pages/44.html
- http://f.orzando.net/pukiwiki-plus/index.php?Is01%2FTryWithoutRomBurning