groonga のインストール
groonga と rroonga
groonga とその ruby binding である rroonga をインストールする。
groonga のインストール
Ubuntu amd64 のパッケージが用意されている。 以下はUbuntu 11.04 で行った。
/etc/apt/sources.list.d/groonga.list というファイルを作り
deb http://packages.groonga.org/ubuntu/ natty universe
deb-src http://packages.groonga.org/ubuntu/ natty universe
を書きこむ。 後は root で
apt-key adv --recv-keys --keyserver keyserver.ubuntu.com 1C837F31
aptitude update
aptitude -V -D -y install groonga
としてインストールする。
groonga の deb パッケージを作成する
i386 の場合は deb パッケージが用意されていないので ソースを取得して自分でパッケージを作成する。 deb パッケージのソースコードがあるので 手順はたいしたことないが、時間はいくらかかかる。 上の apt-key のところまでやって
apt-get build-dep groonga
apt-get source groonga
cd groonga-1.2.5
dpkg-buildpackage
としてコンパイルする。「groonga-1.2.5」はバージョンによる。終わったら
apt-get install munin-node
dpkg -i *.deb
でインストールする。環境によっては依存関係がうまくいかないかもしれないので注意。
rroonga のインストール
gem でインストールできる。
gem install rroonga
zlib と lzo を有効にしてパッケージを作る
Ubuntu 11.10 用の groonga-1.2.7 パッケージのソースを取得して configure のオプションを変更してコンパイルし直す。
zlib1g-dev と liblzo2-dev をインストールしておく。
mkdir groonga
cd groonga
apt-get source groonga
cd groonga-1.2.7
このディレクトリ以下の
debian/rules
をエディタで開き、コメントアウトされている「override_dh_auto_configure:」の部分を編集して
override_dh_auto_configure:
dh_auto_configure -- --with-zlib --with-lzo
のようにする。debchange コマンドがなければ
sudo apt-get install devscripts
としてから
debchange -i
で debian/changelog を編集する。今回、バージョンは
1.2.7-1+0zlib1
とした。 makefile なので dh_auto_configure の行頭はタブ。
dpkg-buildpackage
でコンパイルする。
できたパッケージをインストールすれば良いのだが、 rroonga で使うには rroonga の再インストールも必要。