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ThinkPad Edge E130 でWindows 8 と Ubuntu 12.10 のデュアルブート

ThinkPad Edge E130 をプリインストールされている Windows 8 と Ubuntu 12.10 のデュアルブートにしたい。 今のところ、Ubuntu 12.10 はインストールできたのだが、Grub から Windows 8 を起動できない。 電源を入れたときに F12 を押してブートするドライブを選択するときに Windows 8 の HDD を選択すれば Windows 8 を起動することはできる。

Windows 8 のリカバリディスクの作成

とりあえず電源を入れて Windows 8 の初回起動時の設定をする。

Windows 7 のときは Lenovo のアプリケーションでリカバリディスクを作成した記憶があるのだが、 ThinkPad Edge E130 は Windows 8 の機能でリカバリディスクを作成する。 ディスクと書いたが DVD や CD にリカバリディスクを作成することはできなく、USB メモリが必要となる。 今回、ThinkPad Edge E130 の場合は 8GB の USB メモリが必要だった。

リカバリディスク関係で参照したサイトは以下。

「Lenovo Solution Center」「システム」「リカバリー・メディア」を実行する。 コントロールパネルから「回復ドライブの作成」を実行しても同じ。

作成した USB のリカバリドライブは ThinkPad Edge E130 の電源を入れたときに F12 を押し、 起動ディスクとして選べばリカバリを実行できる。

BIOS の設定

起動時に F12 を押し、setup を選択すると BIOS の設定に入ることができる。

ThinkPad Edge E130 では F1 から F12 を押すためには Fn キーとの同時押しが必要になる。 これを一般的なキー（音量調整などの特殊なキーを押すために Fn キーが必要）にするには 「Change to “F1-F12 keys”」を「Legacy」にする。

他には VirtualBox などを使用するには「Intel (R) Virtualization Technology」を 「Enabled」にしておいた方が良い。

高速スタートアップを無効にする

http://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0252 によると、 デュアルブートで使用すると Windows 8 の高速スタートアップが悪さをするらしい。

コントロールパネルの「ハードウェアとサウンド」「電源ボタンの動作の選択」で 「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外す。

Ubuntu のブートとセキュアブート

Ubuntu 12.10 の USB の起動ディスクを作成して PC に差しこむ。 起動時に F12 を押して起動ディスクを選択する。 UEFI のセキュアブートで起動できないのではないかと思っていたが特に問題なかった。 BIOS にセキュアブートの設定項目があったので、 もし起動しない Linux ディストリビューションがあれば、 BIOS の設定でなんとかできるのかもしれない。

セキュアブートとそれに対する Ubuntu の対応をはっきりと理解していないので、 どのようになっているのかはよくわからなかった。 実際には、Windows 7 のときと変わらない方法でうまくいった。

パーティションの設定

Ubuntu 12.10 の USB ディスクから起動してインストールしていく。 HDD のパーティションの設定が心配だったのだが、次のように設定した。 途中の「インストールの種類」で「それ以外」を選択して手動でパーティションを設定する。

パーティションを見ると

/dev/sda1 ntfs 1MB
/dev/sda2 efi  1024MB
/dev/sda3      134MB
/dev/sda4 ntfs 489720MB
/dev/sda5 ntfs 8926MB

となっていた。/dev/sda1 と /dev/sda3 は不明、/dev/sda2 は EFI なのでそのままにしておく（削除したらどうなるのかは調査不足で不明）。 /dev/sda4 は Windows 8 の C ドライブ、/dev/sda5 は推測だが Windows のリカバリ領域 （5GB 超使用されていて、回復ドライブの作成で必要とされた USB メモリと容量が合うので）。

/dev/sda4 を小さくして 102400MB にして開いた領域を

/dev/sda6 ext4 51198MB
/dev/sda7 swap 10240MB
/dev/sda8 ext4 325884MB

に分割して /dev/sda6 は /、/dev/sda8 は /home にマウントする。 後は、インストーラの指示にしたがって進める。

Ubuntu 12.10 のインストール後

使用できないハードウェアは見当たらなかった。 特に、無線 LAN は問題なく動いた。

Ubuntu の設定は http://transitive.info/2012/10/21/install-ubuntu-1210/ と同じように行った。

Grub で Windows 8 が項目にあるのだが選択しても起動しなかった。 Secure boot によって Windows 8 が起動できないというようなエラーが出たので、 まずは BIOS で Secure boot を disabled にした。 これでも Windows 8 が起動しないので、現在、設定方法を調べている。

Windows 8 を起動させるためには、電源を入れたときに F12 を押してブートするドライブを選択すれば良い。

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