FreeBSD 9 をインストールする
Linux 以外も試してみたくなったので FreeBSD を VirtualBox にインストールしてみた。 http://www.freebsd.org/doc/ja/books/handbook/ を読めば困らないのだが、文章がどうも読みにくい。 読むのが面倒になるとググって調べた。
インストールイメージのダウンロード
http://www.freebsd.org/ja/where.html からリンクをたどって FreeBSD-9.0-RELEASE-amd64-disc1.iso をダウンロードした。
インストール
ISO イメージからブートしてインストールする。指示通りに進めば良い。
- キーボード選択で「Japanese 106」
- 「Games」 の選択を外す
- Partitioning は Manual で試してみたけどよくわからなかったので Auto にした。
インストールが終わるとデスクトップ環境は起動せずに、端末が起動する。
SSH サーバ
これ以降、設定はほとんど root での作業。 SSH サーバは最初からインストールされていて動いていたが、 設定されていないのでログインできない。 /etc/sshd_config を設定する。とりあえず
Port 22
Protocal 2
PasswordAuthentication yes
PermitEmptyPasswords no
PermitRootLogin no
とした。
service sshd restart
で sshd を再起動する。 インストール時に作成した (どこで作成したのかはっきりとは覚えていないのでインストール時ではないかもしれないが) ユーザのパスワードが設定されていなかったので
passwd USERNAME
でパスワードを設定する。 これでパスワードを設定したユーザ(root 以外)に SSH でパスワードを入力することでログインできる。
ssh USERNAME@IP_ADDRESS
のようにして他のマシンからログインできる。
su で root になるのを許可する
http://d.hatena.ne.jp/torazuka/20110505/wheel にあるように /etc/group の wheel グループのところにユーザを追加する。
vi /etc/group
などとして
wheel:*:0:root,USERNAME
のように編集する。ユーザ USERNAME で
su -
として root のパスワードを入力すると root になることができる。
bash
慣れない csh に疲れてきたので bash をインストールする。
pkg_add -r bash
インストール直後はパスが通っていないようで、
/usr/local/bin/bash
とすれば bash を起動することができる。
セキュリティパッチ
セキュリティパッチは
freebsd-update fetch
freebsd-update install
でインストールできる。
FreeBSD 9.1 から 9.1 に更新する(マイナーバージョンアップグレード)
インストールは半年くらい前に行ったのでバージョンが 9.0 だったのだが、 最新は 9.1 なのでまずは更新する(このような更新はマイナーバージョンアップグレードというようだ)。
freebsd-update upgrade -r 9.1-RELEASE
freebsd-update install
reboot
として再起動してもう一度
freebsd-update install
とする。
メジャーバージョンアップグレード後に ports の再構築を実行するようだ。
pkg_add -r portupgrade
で portupgrade をインストールして次のコマンドを実行する。
portupgrade -af