rbenv で ruby 2.1 をインストールする
rbenv 0.4.0-89-g14bc162 (https://github.com/sstephenson/rbenv) を使って ruby 2.1 をインストールした。 http://transitive.info/2013/03/27/install-ruby-by-rbenv/ に書いてある内容とほぼ同じだが、デフォルトのディレクトリ ~/.rbenv 以外を指定したので すこし設定が変わっている。
rbenv のインストール
Ubuntu 13.10 で行った。 あらかじめ ruby のコンパイルに必要なパッケージはインストールしておく。 たとえば
sudo apt-get build-dep ruby-defaults
などとしておく。
/path/to/rbenv に rbenv をインストールすることにした。
git clone git://github.com/sstephenson/rbenv.git /path/to/rbenv
デフォルト以外のディレクトリ /path/to/rbenv にインストールしたので 環境変数 RBENV_ROOT を設定する。 渡しは zsh で利用するので ~/.zshrc に設定を書き込む。
echo 'export RBENV_ROOT="/path/to/rbenv"' >> ~/.zshrc
echo 'export PATH="$RBENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.zshrc
PATH がうまく設定されているかを
exec $SHELL -l
として
rbenv -v
などとして確認する。
[追記 2016-05-21] Ubuntu 16.04 で行ったときには、必要なパッケージのインストールで
apt-get install bison libreadline6-dev libyaml-dev libsqlite3-dev libxslt1-dev libncurses5-dev
を追加した。
ruby-build プラグイン
git clone git://github.com/sstephenson/ruby-build.git /path/to/rbenv/plugins/ruby-build
でダウンロードするだけ。
rbenv install
としてメッセージが表示されればよい。
ruby のインストール
rbenv install --list
からインストールしたい ruby のバージョンを探す。
rbenv install 2.1.0-dev
のようにしてインストールする。
rbenv versions
でインストールされたことを確認する。
デフォルトの ruby の変更
rbenv global 2.1.0-dev
でデフォルトの ruby が変更される。すでに実行されているシェルでは
rbenv rehash
としてデフォルトの ruby の設定を反映させる。
gem のディレクトリ
rbenv でインストールした ruby を使っているとき、 gem がどこのディレクトリをインストールされるのか気になったので調べた。
gem environment
とすると GEM PATHS として
/path/to/rbenv/versions/2.1.0-dev/lib/ruby/gems/2.1.0
/home/USERNAME/.gem/ruby/2.1.0
が設定されていた。
gem install bundler
として gem をインストールすると
/path/to/rbenv/versions/2.1.0-dev/lib/ruby/gems/2.1.0
に保存されていた。