WZR-600DHP2 への OpenWRT のインストールと設定
インストール
Buffalo WZR-600DHP2 に DD-WRT を入れていたが、 ファームウェアを DD-WRT から OpenWRT に変更した。
CEF Web Server からファームウェアを更新できる。 telnet で接続して設定してから、ルータを再起動する。
nvram show
nvram set boot_wait=on
nvram set wait_time=30
nvram commit
reboot
ルータの IP アドレスは 192.168.1.1 になっているので、有線 LAN で接続し、PC のネットワークの設定を手動で IP アドレス 192.168.1.2、サブネットマスク 255.255.255.0、デフォルトルート 192.168.0.1 とする。 ブラウザで 192.168.0.1 にアクセスし、Firmware File として openwrt-23.05.0-bcm53xx-generic-buffalo_wzr-600dhp2-squashfs.trx を選択し、Upload のボタンを押す。
Upload completed. System is going to reboot.
Please wait a few moments.
と出ればよい。
PC の固定 IP アドレスの設定を削除して、DHCP にする。 しばらく待って、192.168.1.1 にアクセスすると OpenWRT になっている。
設定
WZR-HP-AG300H の OpenWRT の更新と設定 と同じように設定したが、autossh はオプションを変更する必要があった。
autossh
/etc/config/autossh を次のようにした。 相手のサーバのポート 22223 をルータのポート 22 につなげているので、 プロバイダからプライベート IP を割り当てられていても、 サーバのポート 22223 にアクセスすることで SSH でルータにログインできるようになる。
config autossh
option ssh '-o CheckHostIP=no -o Compression=yes -o CompressionLevel=6 -o IdentityFile=/root/.ssh/id_rsa -o LogLevel=INFO -o ServerAliveCountMax=3 -o ServerAliveInterval=60 -o StrictHostKeyChecking=yes -o TCPKeepAlive=yes -o VerifyHostKeyDNS=no -o ExitOnForwardFailure=yes -nN -p 22 USERNAME@example.com'
option remoteport '22223'
option localhost '127.0.0.1'
option localport '22'
option gatetime '0'
option monitorport '0'
option poll '600'
WSR-2533DHPL に OpenWRT をインストール
標準のファームウェア (バージョンは記録し忘れた) の WSR-2533DHPL にブラウザでアクセスし、 ファームウェアの更新で openwrt-23.05.0-mediatek-mt7622-buffalo_wsr-2533dhp2-squashfs-factory.bin を選択すると OpenWRT をインストールできた。