git notes 使い方
オブジェクトにノートを加える
ノートは、(コミットメッセージに書くことができなかった)注釈をコミット自体を変更せずに書き加えるために使用される。
コミットにノートを加えるには
git notes add
git notes add HAED~3
git notes add <sha1>
のようにする。コミットの指定を省略した場合は HEAD が対象になる。 エディタが起動して入力画面になるので、ノートを入力する。 ノートは git log で見ることができる。
オブジェクトに加えられたノートを調べる
git notes
または
git notes list
とするとノートとオブジェクトの sha1 が表示される。
コミットを指定して
git notes list <sha1>
とすると対象のコミットに加えられたノートの sha1 が表示される。
ノートを編集する
git notes edit
git notes edit HEAD~3
git notes edit <sha1>
のようにすると指定のコミットのノートを編集できる。 コミットの指定を省略した場合は HEAD が対象となる。
ノートを削除する
git notes remove
とすると HEAD のノートを削除する。 コミットを指定したい場合は
git notes remove HEAD~3
git notes remove <sha1>
のようにする。
コマンドライン引数やファイルでノートのメッセージを指定する
「-m」オプションでノートのメッセージを指定できる。
git notes add -m "New message"
また、ファイルに記述された文字列をノートのメッセージとするには「-F」オプションを使う。
git notes add -F NOTE_MESSAGE.txt
参考
- man git-notes