git rm 使い方
ワークツリーとインデックスからファイルを削除する
file.txt を削除するには
git rm file.txt
とする。このとき、ファイルは削除されてワークツリーからなくなり、 インデックスに削除の情報が追加される。 また、拡張子 .txt のファイルを削除するには
git rm *.txt
とする。このときに、*.txt にマッチするがリポジトリに登録されていないファイルが あるときには
fatal: pathspec 'test4.txt' did not match any files
というようなエラーが出る。 これは「–ignore-unmatch」オプションをつけると無視してくれる。
git rm --ignore-unmatch *.txt
再帰的にディレクトリを削除する
ディレクトリ dir の中のファイルを再帰的に削除するには
git rm -r dir
とする。
実際には削除せずにどのファイルが削除されるかを表示する
「-n」オプションを使う。
git rm -n file.txt
ファイル自体は削除せずにインデックスからのみ削除する
「–cached」オプションを使う。file.txt をインデックスから削除するには
git rm --cached file.txt
とする。file.txt 自体はそのまま残る。
参考
- man git-rm