git tag 使い方
タグ一覧を表示する
git tag
とする。タグにつけられたアノテーションを表示するには 「-n」オプションをつける。
git tag -n
このとき、アノテーションがないタグに対しては コミットメッセージが表示される。
HEAD にアノテーションなしのタグをつける
アノテーションなしのタグ tag-name をつけるには
git tag tag-name
とする。
HEAD にアノテーションつきのタグをつける
アノテーションつき、GPG サインなしのタグをつけるには
git tag -a tag-name
git tag -a tag-name -m "annotation"
とする。このとき、2つめの例のように 「-m」オプションを使ってアノテーションを指定することができる。 GPG サインつき、アノテーションつきのタグをつけるには 「-s」オプションをつける。
git tag -s tag-name
特定のコミットにタグをつける
コミット some-commit に対してタグ tag-name をつけるには
git tag tag-name some-commit
とする。
タグを削除する
タグ tag-name を削除するには「-d」オプションを使う。
git tag -d tag-name
タグをパターンで検索して表示する
「-l」オプションでパターンを指定する。 たとえば、Aから始まるタグを表示するには
git tag -l "A*"
とする。
タグのリストとアノテーションを表示する
アノテーションを表示するには「-n」を「-l」とともに使う。 「-n」に続けて数字を指定する(このとき、空白をはさまない)とその数の行だけ、 指定しなければ最初の行だけが表示される。
git tag -n -l
git tag -n3 -l注意 : マニュアルに「when using -l」とあるのだが
上のサンプルで「-l」がなくても表示される。 この点は詳しくはよくわからない。
参考
- man git-tag