Ubuntu 8.04 インストール & 設定

Ubuntu 8.04 desktop amd64 をクリーンインストールしたときのメモ (2008/04/26)。

準備

この機会にマザーボード abit AN-M2HD の BIOS のアップデートを行った。 フロッピーディスクドライブがないので、USB メモリに MS-DOS の起動ディスクを作り、 そこに BIOS のアップデートに必要なファイルをコピーする。 USB から起動し、あとはフロッピーから起動した場合と同じ作業でアップデート完了。 http://memorva.jp/internet/pc/dos_usb.php を参考にしました。 大変、助かりました。

root のパスワード

管理作業が続く場合、sudo を使うのはどうも面倒なので、root の パスワードを設定する。

sudo passwd

ipv6 を使わない

ブラウザで表示するときに通信がつながるまで時間がかかり不便なので、 ipv6 は使わない設定にする。 /etc/modprobe.d/aliases を開き、

alias net-pf-10 ipv6

を次のように変更する。

alias net-pf-10 off

ソフトウェアのインストール

私の場合、TeX 以外はどんどんインストールしても問題なかった。 amd64 版をインストールしたので、日本語関係が整っていない。 language-pack-ja language-pack-gnome-ja language-pack-kde-ja と uim 関係をインストールして完了。

TeX & PDF 関連

tetex から texlive に変わって少し不安があったのだが、 https://wiki.ubuntulinux.jp/JapaneseLocalizedDerivative/LaTeXForJapanese のとおりに行えばよく、問題はなかった。 初めは何も調べないで texlive-full をインストールしてしまい、失敗した。

aptitude install latex-env-ja
aptitude install latex-extra-ja
jisftconfig add
dpkg-reconfigure ptex-jisfonts
aptitude install poppler-data

Flash

amd64 なので設定が面倒かと思ったのだが

aptitude install flashplugin-nonfree

で良かった。

ホームディレクトリにある日本語ディレクトリ名を変更する

端末からの作業が非常にしづらいので、日本語ディレクトリ名を変更する。

LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

と端末で実行すればよい。

chroot

aptitude install debootstrap dchroot
mkdir /var/chroot
mkdir /var/chroot/hardy32
debootstrap --arch i386 hardy /var/chroot/hardy32

合わせて updatedb の設定を変更した。これは完全に私の好みなので、あまり参考にならないかもしれません。 /etc/updatedb.conf の PRUNEPATHS を

PRUNEPATHS="/tmp /var/spool /media /mnt/tmp /var/chroot"

のように変更した。

ホームディレクトリを共有するために /etc/fstab に

/home /var/chroot/hardy32/home none bind 0 0

を追加する。 まだ acroread を起動できず、設定途中(2008/04/27)。

Emacs22 の M-[Shift + キー] が効かない

Ubuntu 8.04 のデフォルト状態だと Emacs22 で M-< や M-% のときにAlt と Shift を同時に押すとき、うまく動かない。 「システム」「設定」「キーボード」「レイアウト」「レイアウトのオプション」「Layout switching」にある「Alt+Shift change layout」にチェックをはずす。

カーネルの更新でエラー

aptitude でカーネルの更新がうまくいかなくて、エラーを見ると

gzip: stdout: No space left on device

となっていた。ディスクの容量を見ると /boot に割り当てられている100MBをほとんど使い切っていた。

dpkg -l | grep linux-image

として、古いカーネルを探し、

aptitude remove linux-image-***

のようにして削除する(***は適当な文字列)。

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